EXPO MILAN 2015 Production of Polish Pavillon at Expo 2015

WXCAとPlatige(プラティージ)の協働チームは、2015年ミラノ国際博覧会のポーランドパビリオンのコンペで2位を獲得しました。今回、ワルシャワ城塞内のポーランド軍事博物館のプロジェクトやタリン(エストニア)のバルト芸術公園のコンペで優勝したWXCAの建築家と組んだ、初のプロジェクトとなりました。

ポーランド人の多様な考え方を基点に偏りのないコンセプトを練り、多くのテーマがありながらも博覧会全体の一貫性を保っています。パビリオンは、ポーランドで最も人気のある建物のひとつ、クラクフにあるスキェンニツェをイメージしました。スキェンニツェの現在の姿は、イタリアのルネッサンスの巨匠たちによって形作られており、そのため、このパビリオンのアーケードは、内部の展示を囲んで、あらゆる方向に開かれています。素材の一部を持ち上げることにより作られたアーケードは、中にいらっしゃいと、来る者を招き入れているかのようです。ポーランド文化とイタリア文化が融合した、大人も子供も楽しめる空間を作り出し、ポーランド料理を味わうこともできる憩いの場となっています。建物の日陰の下、にぎやかに食事をしたり、ゆったり過ごしたり。これぞ地元のライフスタイルです。

エキスポのコンペには59ものプロジェクトが提出されました。