KTR 2020 

Platigeは、今年のコマシャールクリエーターズクラブ(KRT)にて11のノミネート、8つのアワード受賞、5作品の受賞が実現しました。そして最も権威のあるタイトルであるポストプロダクションカンパニーオブザイヤーを受賞しました。 主催者と、選考プロセスに携わったすべての業界の方々に感謝します。

初めてオンラインで開催された今年のガラでは、私たちの5作品が、8つの待望のソードアワードを受賞しました。 映画のようなスタイルで制作されたBabybelのコマーシャル「Join The Goodness」は、3つの賞(ゴールド2つにシルバーソード1つ)を受賞しました。フェラーリワールドアブダビのコマーシャル「Find That Ferrari Feeling」のクリエーター陣は2つの賞を受賞。 一方、#CiaoKendallの広告と「Hyper Scape」および「CrossfireX」のシネマティクスに貢献したチームはすべて、それぞれ1つの賞を受賞しました。 それらの全ての賞が評価され、Platigeは2年連続で「ポストプロダクションカンパニーオブザイヤー」のタイトルを獲得しました。

「2020年にプロデュースされたプロジェクトのほとんどは、誰もが深刻な制限や制約のなかで制作されました。それはこれまでに経験したことのない難しい状況でした。このような状況下で、Platigeのチーム全体の素晴らしい仕事の結果、昨年獲得したタイトルを今年も守ることができたことを、嬉しく思います。 チームの全員のプロ意識とコミットメントに感謝します。」 – Karol Żbikowski (Platige Image CEO)

 

 

Platigeチームは、アニメーションカテゴリーにおいて、3つ全ての賞を受賞し、Babybelコマーシャルのクリエーター陣にはゴールドが贈られました。

「Babybelの広告は今年最も複雑なプロジェクトの1つだったので、この最終結果はチームに満足感をもたらし、この受賞結果はタイトル以上に私達に大きな意味を与えてくれました。広告は主にデジタルで構成され、250のアセットと9つメインキャラクターのモデルがチームによって制作されました。ほとんど全てのプロセスは、リモートで制作されました。」 – Paulina Machalica(Platigeコマーシャル責任者)

 

「Babybelは、フィクションと現実を独自の方法で組み合わせたプロジェクトでした。 クライアント、Babybel、プロダクションハウスSolab、広告代理店Havas Chicago、そしてディレクターのHervé de Crécyのおかげで、私たちはこの特別なプロジェクトに参加することができました。 プロジェクトに参加したすべてのアーティストは、新しい何かを盛り込む工夫をしました。 私はチームをとても誇りに思っています。」 –Cezary Albiński(Platigeコマーシャル CG責任者)

このカテゴリーの残りの2つの賞は、Platigeの2つのアニメーションチームに贈られました。 シルバーソードは「Hyper Scape」のトレーラーを制作したクリエーターが受賞、ブロンズは「クロスファイア X」のシネマティックを制作したクリエーターが受賞しました。

「私たちは常に締め切りと戦い、無数のアイディアから取捨選択をすることも大変な仕事ですが、2020年はそれ以上に多くの制限の中での挑戦となりました。「Hyper Space」のトレーラーでは、2054年の世界を表現しました。それは誰も予測できない時代の世界観の創造となりました。 プロジェクトの最も重要な部分の制作は、私たちが丁度リモートワークへ切り替えている途中に行われました。リモートで作業することで、今まで以上にクリエーターは幸福感や満足感を感じることができるようになりました。 「クロスファイア X」では、ゲームシリーズの人気を高めるために、できるだけ多くの要素を活用することが課題でした。  Platigeのチームがそれぞれのタスクを完璧に遂行したことを誇りに思います。それは、KTRアワードでの多くの賞の受賞によって証明されました。」 – Magdalena Machalica(Platige Image アニメーション責任者)

Platigeは、ポストプロダクションエクセレンスとビジュアルエフェクト/ FXの2つのカテゴリーでも表彰台を占拠しました。 前者では、Babybelのコマーシャルの制作者にゴールドが贈られ、「Find That Ferrari Feeling」の制作者にはシルバーが授与されました。 また、ビジュアルエフェクトのカテゴリーでは入れ替わり、Babybelチームがシルバー、Ferrariチームがゴールドを受賞しました。

「Babybelのプロジェクトでは、おとぎ話のような世界を実現するために、緻密でクリエイティブなソリューションが必要でした。それはとても難しい作業でしたが、何よりも魅力的でエキサイティングな仕事でした。KTRからこのような賞を受賞する結果となるような、作品に仕上げるために、私たちは膨大な数のアートとデザインを研究する必要がありました。 技術面では、信じられないほどの量のジオメトリーを作成し、すべてのカメラの完全なマッピングを作成しました。 誰もがプロジェクトに大いに貢献しました。そしてこの賞の受賞は、私たちの仕事が全て報われたことの証明です。」– Maciej Szewczenko(VFXスーパーバイザー)

 

「Ferrariのプロジェクトのビジュアルに費やされたディティールと作業のボリュームは、これまでのどのプロジェクトよりも上回る結果となりました。フォトリアリズムのレベルに関しても同じことが言えました。すべての光の反射、すべての表面構造、ターボトラックのローラーコースター、F1レーシングカー、そしてFerrari GT250のユニークなモデルはどれも信じられないほどリアルに表現されました。 この賞は、視聴者が見ることができる全てのビジュアルマジックに贈られるものだと思います。」 –「Find That Ferrari Feeling」のVFXスーパーバイザー Marek Gajowski

 

今年のKTRセレモニーでアーティストが受賞した最後の賞は#CiaoKendallのコマーシャルのカラーコレクションでのゴールドの受賞でした。

「すべてのカラリストがこのようなプロジェクトに参加できることを願っています。 非常に上品で、並外れた作品、かつフィルムで撮影され、多数のトーンと幅広いアイデアのパレットを持つプロジェクトでした。 もちろん大変な作業でしたが、満足感は絶大で、喜びの多い仕事となりました。 私はデジタルテクノロジーを批判していませんが、フィルムに記録することには真の魂があると思っています。 だから今でも、多くの人がフィルムで撮影をしています。 色のトーンとコントラストにおいて、卓越したそしてシンプルな品質を提供します。」 – Piotr Sasim、#CiaoKendall広告のカラリスト

 

おめでとう、そしてすべての受賞者に感謝します。 受賞者のスタッフリストは、ktr.org.plにあります。