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New Virtual Production project
See projectPlatige Imageプロデュース 「VAMPIRE: The Masquerade Bloodlines 2」のトレーラー
2004年に公開された伝説のRPGタイトルの続編が、第1作目の公開から15年の時を経てついに発表されました。今回の「VAMPIRE: The Masquerade Bloodlines 2」を手がけたPlatige Imageは、広く知られている「Metro Exodus:Artyom’s Nightmare」のシネマティックトレーラーなども手がけている。
Paradox Interactive(パラドックス・インタラクティブ)は先日、ビデオゲーム界の歴史で最も人気を博したRPGのひとつである「「VAMPIRE: The Masquerade」の続編となる、「VAMPIRE: The Masquerade Bloodlines 2」を開発していると発表しました。新「ワールド・オブ・ダークネス」の世界を舞台にした初のリリースとなる本作は、ストーリーも技術面でも期待できます。リアルタイム・レイトレーシング機能と、NvidiaのDLSSテクノロジーを搭載し、AIを使用して鮮明な画像のレンダリング性能を向上させています。
今回の続編の舞台は、現代のシアトル。プレイヤーは変身したばかりの吸血鬼となり、吸血鬼が巣食う街を渡りながら「ワールド・オブ・ダークネス」の裏と表を学びます。
「街は今回のトレーラーの影の主人公です。オープニングではシアトルの港とウォーターフロントが登場しますが、戦闘シークエンスは本物の昔の地下通路に似せた場面が舞台になります。血は、吸血鬼の街を動かすシンボルであり、主人公の行動を視覚的に説明する役割もあるので、物語において重要な役目を果たしています。ほんの数滴から始まり、最後はウォーターフロントを飲み込みシアトルの街から消さんとするばかりの巨大な血の波になります。そのおかげで、よりアクション志向のアプローチと、原作のブラッドラインの少し詩的な感じを融合させることができました。」と、シネマティクスのディレクターを務めたJakub Jabłoński(ヤクブ・ヤブロンスキー)は話しています。
ワルシャワを拠点に、ディレクターのJakub Jabłoński(ヤクブ・ヤブロンスキー)が率いるPlatige Imageチームは、シナリオの原案作りからサウンドデザインまで、制作プロセス全体を担当しました。 Platige Imageが唯一担当しなかったパートは吹き替え作業で、吹き替えはゲームの開発会社Paradox Interactiveが録音を行っています。
制作において特に大変だったのが、非常にタイトな制作期間。モーションキャプチャのレコーディングでは、スタジオは、経験豊富なスタントマンのチームとタッグを組みました。
「モーションキャプチャのセッションは、制作の中でも最も興味深い部分のひとつでした。ストーリー全体が一人称視点で伝えられているため、パフォーマーにはヘッドマウントのGoProカメラを付けてもらいました。これにより、臨場感あふれる映像を撮影し、視聴者が対話するキャラクターに近づくことができました。また、カメラで撮影したものをアニメーション化する作業が格段にスピードアップしました。俳優やスタントマンたちも、カメラを操作してくれました。Maciek Kwiatkowski(マチェック・クフィアトコフスキ)率いる一致団結したクルーのすばらしいパフォーマンスのおかげで、スリリングな戦闘シーンをすべて一回のテイクで撮影することができました。静かなシーンでは、今回の制作でメインのアニメーションアーティストとしても活躍した、Olga Szablewicz-Pisuk(オルガ・サブルウッチ・ピサック)がオブザーバーの役を引き受けてくれました。」とは、Jakub Jabłoński(ヤクブ・ヤブロンスキー)のコメントです。
「VAMPIRE: The Masquerade Bloodlines 2」は、Platige ImageがスウェーデンのゲームスタジオParadox Interactiveのために制作を手がけた初のトレーラーとなります。ゲームは、2020年前半にPC、PS4、Xbox Oneでリリース予定です。また、それぞれのプラットフォームのバージョンの先行予約が始まっています。