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New Virtual Production project
See project2月末、ユービーアイソフト・モントリオールが制作したハイパースケープ・バトルロイヤルゲーム「シャドウ・ライジング」の第3シーズンを発表するアニメーションを初公開しました。Neo-Arcadia(ネオアウルかディア)の街には新たな謎のロケーションが現れ、陰謀が渦巻いています。
「ハイパースケープ」の第3シーズンを紹介する予告編には、「ハイパースケープ」の世界ではおなじみの主人公の一人、ジャーナリストのナハリが登場します。新シーズンの発表会を取材していた彼女は、仮想都市ネオアルカディアの上空に出現した起源不明の謎の建造物「神殿」を目撃します。さらに、プリズマ・ディメンションズの幹部が試合に関与し、出場者を逮捕したり、謎の目的のために試合を中断したりしていることを知ります。そんな中、出場者の一人であるバジリスクが神殿に入ると、奇妙な変化を遂げます。
本作は、当スタジオが開発したシリーズ3作目のトレーラーです。前2作の教訓を活かし、すべてのアニメーションが一体となって見られるようなストーリー展開にこだわりました。
「予告編は、分かりやすいストーリーラインではなく、一瞬でゲームの世界に入り視聴者に謎めいた感覚を残します。すべてのプレイヤーが理解できるストーリーであることは、とても重要です。」とBartek Kikは説明します。
「キャラクターのアニメーションは、ほとんどが手作業で作られています。モーションキャプチャーを使ったのはプリビズの段階だけで、ショットアニメーションのベースやスケッチとしてはほとんど使いませんでした。このプロジェクトでは、35のショット、11のキャラクター、そして数え切れないほどの都市やロケーションのアセットを作成しました。すべてが同じスタイルに統一されました。」とBartek Kmitaは付け加えます。
「アニメーションの制作で得た経験から、エフェクト、ライティング、シーンのダイナミクスなど、改善できる点を発見することができました。私たちは常に新しいことに挑戦しているので、このプロジェクトはとても魅力的で満足のいくものでした。」とMateusz Mizakは語ります。